立正寺縁起・ご挨拶
立正寺縁起
立正寺は、西暦1903年に布教の端が見られます。
後に、身延山布教師であった森下龍宣(日裕)上人が前任地の長崎県より入山し、1920年に日蓮宗宮崎教会を創設しました。
1934年に日蓮宗総本山身延山より宮崎別院の称号を受け、翌年に立正寺と寺号公称されました。 その後、森下恵照(日雄)上人代には、1970年から31年間にわたり社会福祉法人立正保育園を設立運営し、1992年にはスリランカのガンガラーマ寺と友好寺院盟約を交し、また同寺院より仏舎利を奉受しました。
現在の寺観は、現住職 森下恵裕(日訓)上人代に、老朽化のため整備計画し、2000年に全面新築されものです。
本堂ならびに客殿は全イス席となり、明るく、心落ち着くお寺として、宗教を問わず参拝者に喜ばれています。
後に、身延山布教師であった森下龍宣(日裕)上人が前任地の長崎県より入山し、1920年に日蓮宗宮崎教会を創設しました。
1934年に日蓮宗総本山身延山より宮崎別院の称号を受け、翌年に立正寺と寺号公称されました。 その後、森下恵照(日雄)上人代には、1970年から31年間にわたり社会福祉法人立正保育園を設立運営し、1992年にはスリランカのガンガラーマ寺と友好寺院盟約を交し、また同寺院より仏舎利を奉受しました。
現在の寺観は、現住職 森下恵裕(日訓)上人代に、老朽化のため整備計画し、2000年に全面新築されものです。
本堂ならびに客殿は全イス席となり、明るく、心落ち着くお寺として、宗教を問わず参拝者に喜ばれています。
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住職ご挨拶
あなたは今幸せですか? それとも…。
仏教(お寺)とは、死者を供養するためだけにあり、抹香臭いイメージがあるようですが、本来はそうではありません。
この世に生きている私たちの心のあり方を探求し、人々が(しいては全ての生き物が)平和で幸福でありますように願い、そのような「ふるまい」で生活していくところに仏教の目的があるのです。
「この世は苦しいから、死んでから安穏な浄土に行けさえすればよい」ということでも困ります。
私たちの今は、過去から歩んできた結果であり、今の生活が未来の姿へとつながっていきます。
つまり、今を良い「ふるまい」で生きなければ、未来も良くならないし、死後も良い所には行けないのです。
お釈迦様は、ひとりひとりが優しい思いやりの心を持ち、憎しみ争いのない平和な世界をこの世に実現させようと、次の6つの実践法をお示しになられました。
1、布施(ふせ)… | 心から奉仕しよう。 (謝礼などを求めてはいけません。やさしい心や眼で話すのも布施です) |
2、持戒(じかい)… | 規律を守ろう。 (罪をおかしたり、人に迷惑をかけたりしてはいけません) |
3、忍辱(にんにく)… | 苦しみに耐え我慢しよう。 (たとえ悪口を言われても、怒らずその人を許してあげましょう) |
4、精進(しょうじん)… | 怠けず努力しよう。 (間違ったことの努力は禁物です、人も自分も悪い結果になります) |
5、禅定(ぜんじょう)… | 心静かに落ち着こう。 (仕事に、勉強に、運転に、何ごとにも集中するのも禅定です) |
6、智慧(ちえ)… | 正しく判断しよう。 (自分の損得は抜きにして、すべてを正しく見きわめましょう) |
この教えは、いつでもどこでもできる、仕事中でも遊びながらでも大人でも子供でも誰でもできる方法です。全ての人々がこのような「ふるまい」をすると世の中が平和になるでしょうね。
また、この6つを心から実践できる人こそ、本当に美しい人であり、運勢もおのずから改善されていくことでしょう。あなたも実践しましょう。
立正寺住職
森下 恵裕(日訓)
宮崎刑務所教誨師
日蓮宗霊断師会東京本部講師
日蓮宗宮崎・鹿児島・沖縄県宗務所長
宮崎刑務所教誨師
日蓮宗霊断師会東京本部講師
日蓮宗宮崎・鹿児島・沖縄県宗務所長