6月9日… 今、立正寺境内のハスに蕾(つぼみ)が3つ付いています。今年の最初の蕾です。
 立正寺では毎年春のお彼岸に株(地下茎)分けして植え付けています。株分け後の余った沢山の株は参拝者や一般の希望者に差し上げて、清らかなハスの輪を広げているところです。


 ハスはあえて泥水を好んで育ちます。それでいて汚泥に染まることなく清らかな美しい花を咲かせます。その様子は、犯罪や悩み苦しみ多い私たちのこの世界において清らかに生きることを示しているようでもあります。
 このようなハスの花を見ていると誰もが清々しい気持ちになります。
 ハスはインド原産であり、インドやスリランカでは国花に制定されて人々に愛されていて、古くから仏教の花として親しまれています。また、仏像の台座などにはハスの花が彫られているのを見ることができます。

 さて、ハスのことを蓮華(れんげ)とも言います。妙法蓮華経の蓮華はハスのことなのです。
 ハスは花と実が同時に見れます。このことを私たちに例えると、凡人の私たちもいつかは仏になれるというのではなく、私たちにはすでに仏の性質が具わっているというのです。これが花と実が同時のハス(蓮華)の教えの妙法蓮華経(略して法華経)なのです。
 つまり、南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)と唱えると、唱えたと同時に救われるのです。


(やがて開花を控えているハスの立正の舞


(この鉢には蕾が2つ出来ています)


(客殿に続く小路の両側に並ぶハスの鉢)

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